ペグをチタンブルーにカスタマイズ!! ひと手間加えてかっこいいギアに変身!!

ノウハウ

チタンブルーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。

チタンを火で炙ると、チタン表面に酸化膜を形成して、その酸化膜の厚さによりいろんな色に変化して見えるんです。

その中でも青色に輝くチタンブルーは、見ていると引き込まれる位きれいな発色をしています。

チタンと言えば、キャンプ用品ではマグカップやカトラリー、ペグ等のギアでよく見かけますね。

今回は、チタン製のペグをチタンブルー化して、よりかっこよくしていきたいと思います。

チタンブルー化の準備

チタンブルーにカスタマイズする方法については、上記でも記載したように火で炙っていくのですが、チタンブルー化に使用する道具は以下になります。

  • ペグ(チタン製)
  • 食器用洗剤:油分除去のため
  • ガスバーナー
  • カセットコンロ
  • ミント:熱いペグを持つため
  • S字フック:炙ったペグを冷やす際に利用

今回はガスバーナーとカセットコンロを利用して火で炙っていくのですが、ガスバーナーの場合だと急激に温度が高くなりそうなので、ガスバーナーでうまくいかない場合はカセットコンロで火加減を調整して炙ろうかなと思います。

なお、火を使うので、作業範囲には燃えやすいものはおかないようにして、安全には十分気を付けて実施しています。

チタンブルー化してみる

まずは、火で炙っていく前に、事前にペグの油分を除去する作業を行います。

この作業を怠ると、油分のついた部分がムラとなってしまい、きれいにチタンブルーになりません。そのまま行うと下の写真のように指紋等がくっきり浮き出てしまいます、、

チタンブルー化してみるイメージ1
撮影:はし

注意点

油汚れがあるとムラができるため、脱脂は必ず行う。

今回、ペグをチタンブルー化させるのは下の写真の赤丸部分になります。

チタンブルー化してみるイメージ2
撮影:はし

全てチタンブルー化しても、ペグダウンしたら下部分は見えなくなってしまうのと、全体がチタンブルーとなっているよりも、上部がチタンブルーで、下部に行くにつれてグラデーションされている方がきれいかなと思ったので、上部のみをチタンブルー化しました。

まずはガスバーナーで炙ってみます。ガスバーナーで炙る際はペグを少しずつ回しながら、上下にガスバーナーを動かして炙り、均等に炎が当たるように調整します。

チタンブルー化してみるイメージ3
撮影:はし

炙り始めると徐々に赤茶色っぽく変化してきました。

チタンブルー化してみるイメージ4
撮影:はし

さらに炙ると紫から青色と変化してきています。
『おおっ、これがチタンブルーか!!(感動)』

どの程度炙れば良いのか分からなかったため、炙り作業を続行しました。

そうすると、徐々に青色から白色に変化してきました。
『あれっ?青くなくなった、、』

それ以上炙っても青くなることはなくなってしまいました、、

炙りすぎると白色になってしまうようですね。

これは失敗です。

チタンブルー化してみるイメージ5
撮影:はし

一部青色になっているところはあるのですが、白っぽくなってしまいました。

注意点

炙りすぎは白くなってしまうため、炙り加減を気を付ける。

チタンブルー化してみるイメージ6
撮影:はし

炙ったペグはS字フックにかけて冷ましていきます。

炙ったペグはものすごく熱くなっているので、絶対素手で触ったりしないでください。

今度は炙りすぎないように、丁度いいところで炙るのを止めるよう調整して作業を進めます。

次はガスバーナーではなく、カセットコンロで炙ってみました。中火で一定の高さで炙っていきます。

ガスバーナーよりも火力が抑えられているため、ゆっくりと炙ることができて調整がしやすいのではないかと期待しています。

が、結果としては、カセットコンロは五徳が邪魔だったり、ミントを付けての作業だと一定の炎で炙るのが難しく、作業が思うようにできませんでした、、、

ガスバーナーの方が、炙りたい箇所を炙りやすく、火加減もペグとガスバーナーの距離で調整できるので作業としてはやりやすかったです。

チタンブルー化してみるイメージ7
撮影:はし

どうでしょう。白っぽくなってしまったペグもあるのですが、きれいなチタンブルーになっているペグもいくつかできました。

カスタマイズしてみて

作業をしてみると、チタンブルーがきれいに発色するタイミングが非常に短かく、丁度良いタイミングが図りづらかったです。

炙り始めてしばらくする赤茶色に変化してきて、紫→青→黄色→白と変化するのですが、紫から青色に変わったら、その後はすぐ白っぽくなってしまうような感じでした。

そのため、紫色になったところあたりで炙りをストップする位がちょうど良いと思います。

ただ、もう少し、もう少しとやっているうちに白っぽくなって、、、

欲張ってはいけませんね^^;

私的には紫よりの青色が一番色としてはきれいだと感じました。鮮やかな青色というよりも、深みのある青色といった色合いでしょうか。

また、ペグのフックの部分は厚みがないため、熱が加わりやすいみたいで調節が難かしかったです。
フック部分と芯の部分では色をそろえるのが難しのではないかなと思います。

チタンブルー化したペグを打ち込んだ写真もアップしておきます。

カスタマイズしてみてイメージ1
撮影:はし

どうでしょう。地面から覗いている部分がチタンブルーかされた部分となっていて、想定通りです。

カスタマイズしたギアを見るのは気持ちがいいものですね。^^

いかがだったでしょうか。

カスタマイズすることでギアに愛着がでますし、何より簡単にできるというところが良いですよね。

気になりましたら、是非チャレンジしてみてください。

それではキャンプを楽しみましょう!!

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