大和葛城山(やまとかつらぎさん)
標高 | 歩行時間 ※休憩含む | 総歩行距離 | 高低差 |
959m | 3時間13分 | 6.8km | 771m |

4月21日に大和葛城山に登ってきました。
簡単に大和葛城山について説明すると、大和葛城山は奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村との境に位置する標高959.2mの山です。
歩くと1時間30分~2時間もあれば山頂まで行けるくらいの難易度となっています。
また、登山口から山頂付近までロープウェイが通っていて、山頂までは10分程で行くことも可能です。
体力に自信がない方等、上りは歩いて、帰りはロープウェイで下山することもできるので、チャレンジしやすい山だと思います。
大和葛城山は一年中絶景を楽しむことができ、5月には山頂付近の葛城高原「自然ツツジ園」一面にツツジが咲きほこります。
また、秋になると山頂付近一帯がススキで黄金の絨毯のようになり、風になびく姿は絶品です。
ススキは9月中頃~10月中旬が見ごろになっています。
葛城山までのアクセスと駐車場
葛城ロープウェイ前駅近くに駐車場があるので、自動車で行くことが可能です。
Googleマップで『葛城登山口駅』で検索すると表示されます。
駐車場はロープウェイの手前にあり、ゲート式の駐車場となっています。
1000円/一回で利用することができ、120台程度駐車できるくらいの広さです。

通常はこの駐車場に駐車することとなりますが、シーズン中はこの駐車場だけでは収まりきらないため、この先にある臨時駐車場も利用することができるようになります。
シーズン中は早めに行くことをお勧めします。
公共交通機関を利用する場合には、近鉄御所駅から葛城ロープウェイ前行きバスに乗車し終点『葛城ロープウェイ前駅』下車でも行くことができます。
バス停はロープウェイのすぐ横にあります。
登山口~山頂
駐車場を出入口ゲートの方に向かうと階段があり、登っていくと葛城山ロープウェイ登山口駅に着きます。ここが登山口となります。


登山口駅には登山コースのマップがあるので必ずもらっておきましょう。
また、駅にはトイレもあり、次のトイレは頂上までないので、ここで済ませておいた方が良いです。


ロープウェイの横の道を進むと猪用の柵があるので、この柵を開けて通ります。
通った後は必ず閉めておくようにしてください。
また、万が一けがや事故があった場合に、目印となる目標位置の看板も設置されているので、道中確認しながら進むと良いと思います。

猪用柵を過ぎるとすぐ分岐があります。今回は『櫛羅(くじら)の滝コース』で頂上まで行き、『北尾根コース』で下山するルートとしました。

櫛羅の滝コースを進むとすぐ滝が現れます。これが櫛羅の滝ですね。
夏来ると涼しそうです。



道が崩れていたりして通行止めになっている箇所がいくつかあるのですが、看板が出ていたりひもで通れなくなっているので、迷うことはないと思いますが気を付けましょう。


台風等の雨の影響で道が崩れている箇所が多くあります。
道が崩れて通り辛い場所には脇道があるので、通りやすい道を選んで進んでください。


頂上までいくつか看板があるのですがほぼ一本道なので迷うことはないので問題ないでしょう。

山道を抜けるとロープウェイの山頂駅と葛城山の山頂への看板があります。ここまでくれば頂上まであと少しです。


山頂への看板を過ぎるとすぐ山頂です。
看板の近くにはトイレもあります。


山頂に到着です。
この日はとても晴れていて見晴らしが良くてとても景色がきれいでした。


山頂には天空のハッピーベルがあって、ここでベルを鳴らすと幸せになれるみたいですね。

山頂には写真のような休憩箇所がいくつかあり、ここで食事をすると見晴らしが良くて最高です。
写真の休憩場所にはないですが、場所によってはベンチがある休憩場所もあります。
山頂~登山口


帰りは北尾根コースから下山します。
北尾根コースは自動販売機のある横の道から行くことができます。


自動販売機からダイヤモンドレールを通って北尾根コースを目指します。
写真の右側の分岐から右に曲がると北尾根コースになります。
北尾根コースに入ると登山口まで一本道になっているので迷うことはありません。

北尾根コースを3分の2程進と展望スポットがあります。
ベンチもあるので休憩することができます。
天気がいいとホントに気持ちが良いですね。

展望スポットを過ぎると倒木があるので気を付けましょう。
また、ここを過ぎると下りが急になるので、滑らないように注意が必要です。


一番初めの分岐に戻ってきました。後は登山口の方に進んで猪用の柵を超えれば登山口です。
初心者におすすめ
いかがだったでしょうか。
分岐も少なく、コースが簡単なため初心者の方におすすめの山です。
また、山頂まで行ったけど下山する体力が、、なんてことがあれば、帰りはロープウェイで下山することもできるので安心ですね。
とは言え、山道が雨で浸食されている箇所や倒木もあるので、気を付けて登山しいただければと思います。
大和葛城山に登ろうとしている方の参考になれば幸いです。
それでは登山を楽しみましょう!!
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