昨今人気が高まっているワンポールテントですが、DODさんから大型のワンポールテントが新たに発売されました。
DODさんでは既にS、M、Lの3サイズでオーソドックスなワンポールテントを展開しているのですが、今回はそのワンポールテントがさらに進化して『ワンポールテントRX』となっての登場です。
ワンポールテントRXは、フロアが四角形でピラミッド型をしているテントで、このサイズでは珍しい形状なのではないでしょうか。
今回は、新しく発売されたDODさんのワンポールテントRXについてご紹介していきたいと思います。
DOD ワンポールテントRX
![ワンポールテントRXイメージ1](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/e8e17c68eeb961be0842777f69bb54a4.jpg)
まず、気になる名前についてですが、新たに発売された「ワンポールテントRX」のRXは、『仮面ライダーブラック RX』からきているとのことです。
『仮面ライダーブラック RX』は、『仮面ライダーブラック』が進化してRXとなっているため、DODさんでも『RX=進化』という位置づけなんですね。
DODさんはネーミングにはいつも癖があって面白いですが、今回は仮面ライダーからきているとは。自由な発想が素敵です。
なお、ワンポールテントRXの特徴としては、一番のポイントはフロアが四角形でピラミッド形状になったことです。そうすることで、設営の手間を圧倒的に減らすことに成功しています。
それではワンポールテントRXの詳細を見ていきましょう。
設営がシンプルに!!
![ワンポールテントRXイメージ2](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/ae9c4f799f431411e09bcb544b49ae31-2.gif)
冒頭でも記載した通り、ワンポールテントRXはフロアが四角いため、四隅をペグダウンするだけで設営ができるピラミッド型のワンポールテントになっています。
そのおかげで、DODさんのラインナップで、ワンタッチタイプ以外のテントの中では最も設営工程が少ないテントとなっています。
設営が簡単にできるのはキャンパーとしては重要なポイントですね。そして、わかりやすいシンプルな構造なので初心者の方にもおすすめのテントだと思います。
別売りの専用のグランドシートがあれば、ペグダウンする四角形の形も分かりやすいため、さらに設営が簡単にできるのではないでしょうか。
オールシーズンで使用可能!!
![ワンポールテントRXイメージ3](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/6afc289d6c5ee0f9b5625d54db16ecca-1.jpg)
ワンポールテントRXには、フルメッシュのインナーテントが付属しているため、前後の出入口を開放すれば夏場は風通し易く、そして虫対策も万全です。
また、テントのサイドにもベンチレータが用意されているため、前後の出入口をクローズしても空気の入れ替えが容易になっています。
一方、冬場等の肌寒い季節にはスカートが設定されているので冷気の侵入を軽減します。また、サイドにあるベンチレータはフルクローズすることもできるので、暖かく過ごすことができます。
![ワンポールテントRXイメージ4](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/990234ced688d8b01e528afb6ea1e8e7.jpg)
![ワンポールテントRXイメージ5](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/1833de4e7940a490e7f56eff9926b249.jpg)
また、インナーテントはフルメッシュとしても使用できますが、クローズしても使用することができるため、冬場には外気の影響を少なくすることができます。
なお、まだ暖かさが残る季節であればインナーテントはメッシュとし、フライシートをクローズして使用する等、細かく温度調整できる点は非常に優秀なテントだと思います。
![ワンポールテントRXイメージ6](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/289c7cd72ae3a2ca5beddc34517a31e0.jpg)
テント上部にも開閉可能なベンチレーターが配置されていて、開口することにより通気性を良くし、空気の循環を促し結露を軽減する役目も果たしています。
なお、テントサイドのベンチレータには工夫がされていて、ベンチレータ部にインナーテントを引っかけられる仕組みになっています。
そうすることにより、サイドのベンチレーターを立ち上げることで一緒にインナーテントも外側に引っ張られて、内部空間が広げられるようになります。
フロアが四角形だと従来の六角形や八角形よりもテント内が狭く感じてしまうため、それを解消するために考えられた工夫なんですね。
レイアウトも自由に!
![ワンポールテントRXイメージ7](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/9a2bd002b0ae75bd7243834d8ec3279d-1.jpg)
ワンポールテントRXのサイズは370×370×高さ260cmで、附属のインナーテントを設置しても350×350×高さ260cmあるため、テント内はとても広く大人が6人寝れる位のスペースがあります。
家族やカップル等で利用する場合はインナーテントを利用し、テント内でテーブルを囲って団らんしても楽しそうですね。
![ワンポールテントRXイメージ8](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/e06d2d46a888c94afd84a6e38eb4c67e-2.jpg)
また、ワンポールテントRXはインナーテントを外してシェルターとしても使用可能です。
写真のワンタッチカンガルーテントS(別売り)を設置し、さらにコットを設置しても余裕の広さがあるのでソロでもカップルでも快適に過ごせることができ、レイアウトの自由度も高いです。
なお、ワンポールテントRXと同時期に、カンガルースタイルに特化した『フカヅメカンガルーテント』が発売されているので気になる方は合わせてチェックしてみて下さい。
各部の特徴
![ワンポールテントRXイメージ9](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/6d7abfd8fb27887b5b1d47b16895a6d4.jpg)
メインポールにはランタンをかけられるフックがついています。これがないと別途フックを用意しないといけないので、地味ですがありがたいところですね。
![ワンポールテントRXイメージ10](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/a8358fe16363ad1242e3ea1e8887fd79.jpg)
フライシート出入り口のファスナーのみ、上からも開けられるファスナーが付いています。トンガリハット(別売り)がないタープ連結の際にはここからタープポールを入れることができます。
収納時
![ワンポールテントRXイメージ11](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/09b1ae26ca908b07df83228e46ae4903-1.png)
![ワンポールテントRXイメージ12](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/a4e2302bb28f6df918fdb006279889e8-1.jpg)
収納ケースにはDODさんのウサギのロゴが描かれていてかわいらしいです。反対側にはONE POLE RXと記載されているので、中身がわかるようになっています。
収納ケースのカラーもテントと同じ色で用意されていますね。
収納ケースにはバックルが付いているので、テントを収納後に締め付けることで、かさばるのをおさえることができるようになっています。
このバックルがあることで、テントを抱えて持つときにしっかりとつかむことができるようになるのでありがたい設定です。
スペック
カラー | タン、カーキ |
希望小売価格 | オープンプライス |
組立サイズ(外寸) | (約)W370×D370×H260cm |
インナーサイズ | (約)W350×D350×H260cm |
収納サイズ | (約)W65×D28×28cm |
重量(付属品含む) | (約)13.1kg |
収容可能人数 | 大人6名 |
材質 | フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング、難燃加工) インナーテント:68Dポリエステル フロア:210Dポリエステル (PUコーティング) ポール:スチール |
最低耐水圧 | フライシート:2000mm フロア:5000mm |
セット内容 | フライシート、インナーテント、ポール、ペグ×16本、ロープ×8本、 キャリーバッグ、コンプレッションベルト×2本 |
フライシートが150D(デニール)のポリエステルなので、オートキャンプ用のテントの中では生地が厚く強度も高い方かと思います。
また、PUコーティングがされているので撥水性も良さそうです。
難燃加工もされているので、ちょっと位の焚火の火の粉であれば燃えることはないですが、穴が開かない訳ではないので、テントの近くで焚火をする時には気を付けた方が良いですね。
![ワンポールテントRXイメージ13](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/e554c9fe06957f08b03109acbea86c89-1.png)
![ワンポールテントRXイメージ14](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/07/d8a880f6795d46fa277101753192dafd-1.png)
カラーはタンとカーキの2色から選べるようになっているため、キャンプギアに合ったカラーを選択すことででサイトに一体感が出るのではないでしょうか。
なお、ワンポールテントRXはDODさんのホームページより購入することが可能ですので、気になる方はぜひチェックを!!
ワンポールテントRXは初心者にもおすすめ!!
ワンポールテントRXの一番のポイントがなんと言っても、『シンプルな構造で設営がしやすい!!』ということで、初心者の方には断然おすすめできるテントかと思います。
そして、スカートが設定されていてメッシュのインナーテントも付属しているので、一年中利用できるテントというところも嬉しいところですよね。
また、インナーテント自体もメッシュで使用するかクローズで使用するかを選択でき、サイドのベンチレータもあるのでさらに温度設定の自由度が高いところも、私としてはかなり評価が高いです。
どのシーズンでも使用できるテントとして検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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