DODさんが、またまたキャンパーの度肝を抜くキャンプギアを発売しました。
発売されたのはテントなんですが、通常のテントではなく木に巻き付けて設営するテントで、その名も『トゥリーラブ』です。
木に巻き付けるってどうゆうことだと思う方もいると思いますが、私も初めて拝見した時は圧倒的な驚きでした。
今回はそんなインパクトのある『トゥリーラブ』の紹介をしていきますので、木に巻き付けるテントが気になる方はぜひ見ていって下さい!!
DOD TREE LOVE(トゥリーラブ)
![トゥリーラブイメージ1](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/b88e2cc1155a9eb0e5a59450a2c17469.jpg)
冒頭でもお話しましたが、このテントの最大の特徴はなんと言っても木に巻き付けて設営するということでしょう。写真を見てもらうと分かると思いますが、テントの中心に木が通っています。
トゥリーラブはキャンプでの『非日常』を楽しむといったコンセプトのもとに開発されていて、昨今の快適性や居住性を求めたテントとは一線を画しますね。
メインポールが木になっているなんて、通常のポールが使用されるワンポールテントしか知らない私にとっては違和感しかありませんた。(笑)
![トゥリーラブイメージ2](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/13fbeb1d36669cda6318dcf5ca76cec1-1.jpg)
ただ、自然の中で木と一緒に夜を過ごすというのは、いつものキャンプとは一味違う良さがあるのかもしれませんね。
そんなトゥリーラブの企画者の方のお話では、沢山の人に使ってもらえるテントではないけど、面白いから作ったという驚きの答えが。
なんともDODさんらしい姿勢です。またDODさんのことが好きになってしまいました。
テントを支えるポールが木?!
![トゥリーラブイメージ3](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/b14fff8cbdcc2b9b2220a06e5e58a00d-2.jpg)
みなさんがトゥリーラブで一番気になっている所は、テントの頂点の部分ではないでしょうか。写真を見てみると木に巻いてあるのが良く分かりますね。
なお、木に巻き付けたテントが滑り落ちることを防止するため、テント頂点部にはラバー加工が施されています。そして、周りからバックルで止めることで、がっちりと固定できるようになっています。
ただ、ラバー加工がされていても、表面がツルツルした木の場合だと滑り落ちることがあるので避けた方が良いとのことでした。
![トゥリーラブイメージ4](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/6e62236e568185655844b06560a890f2-1.jpg)
頂点部にはもう一つ工夫がされていて、頂点部を囲うようにサブポールを組み付けることができるようになっています。
これは、テントを巻き付ける木が細いとテント上部が狭くなってしまうため、サブポールを組み付けることで空間を確保し、テント内部の空間を少しでも広くすることができるようになっています。
![トゥリーラブイメージ5](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/97b7757e93a808d1cf57e71f684e18be.jpg)
ポールの代わりとなる木の太さは考慮した方が良いですね。あまりにも太いとテント内の空間が狭くなってしまいますし。木を選ぶのも楽しみなキャンプとなりそうです。
設営も簡単!!
![トゥリーラブイメージ6](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/7e6b82dfdd57f3ca9d6d187b5a9579cd-1.gif)
設営はいたって簡単ですが、通常のワンポールテントとは手順が異なるので設営の際には事前に確認しておいた方が良いでしょう。
と言っても手順としては、テントの頂点部分を木に巻きつけて地面にペグダウンするだけなので、とても簡単ですね。
気を付けるところは『木』選びと、頂点部の巻き付ける際にずり落ちないようにしっかり固定することでしょうか。あと、虫がいない木に設営するのも忘れてはいけないポイントです。
そして設営の前にはキャンプ場の管理者の方に、木に設営する許可も得ておいた方が良いですね。
木を近くに感じれる居住空間
![トゥリーラブイメージ7](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/810eb1baf0244a18e07fd142ca5f6cad-1.jpg)
テント内の広さは、頂点部を高さ200cmに設置することで幅が約250cm×250cmになるので、大人が横になっても十分余裕があります。
イスとテーブルを置いても、ソロであれば快適に過ごせる広さになっています。
そして、テーブルでキャンプ飯を食べてると真横に木があり、朝起きると真横に木がある状態。
普段キャンプに行っても真横に木があるということがなかなかないので、このテントのコンセプトである非日常を存分に感じれそうですね。
![トゥリーラブイメージ8](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/c7e9034dee67ff565730fa0853e88a26.png)
![トゥリーラブイメージ9](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/873fdc73e80149e615cadee6c705ec7b.png)
トゥリーラブの出入口はフルオープンすると、テントの一辺を全て開放することができます。必要に応じて半分だけクローズすることもできるので、他の人の目線が気になったり、温度調節の際には重宝します。
トゥリーラブの特徴
![トゥリーラブイメージ10](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/63a0a7e7eabfa50cb2aafacb4fa447c4.jpg)
トゥリーラブの頂点部のサブポールはDAC社製が使用されています。DAC社はヘリノックスの親会社で、アルミ製テントポールのトップブランドとも言われています。
サブポールにはそのDAC社の開発した、環境への負担を最小限に抑えたグリーンアノダイズド加工が施されています。
![トゥリーラブイメージ11](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/3b0f4879069b24b5d370e857cef4742f.jpg)
テント生地にはUPF50+のUVカット加工を施されていて、日焼け防止にもなっています。耐水性も2000mmあるので、少しの雨であれば問題ないでしょう。
ただ、雨が降るとテント頂点部から浸水しそうなので、天気予報のチェックは欠かせないですね。
テントのサイドにはDODさんのおなじみのロゴが印字されていて良きです。
収納時
![トゥリーラブイメージ12](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/4ea56eca2ad47424efe0db0a3c198bf4.png)
![トゥリーラブイメージ13](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/a5708a8f0851a09b4d83c84d0b11fa49.jpg)
収納袋はテントと同色のカーキ色で用意されています。収納時は直径13cm、長さが47cmで、同サイズのワンポールテントよりもコンパクトに収納ができます。
また、重量も1.5kgということで、こちらも同サイズのワンポールテントと比べると約半分位の重さになっています。
やはり収納時にポールがないことで収納サイズと重さが、小さく軽くなっていますね。
スペック
カラー | カーキ |
希望小売価格 | オープンプライス |
組立サイズ(外寸) | (約)W250×D250×H200cm |
インナーサイズ | インナーテントなし |
収納サイズ | (約)直径13×長さ47cm |
重量(付属品含む) | (約)1.5kg |
収容可能人数 | 大人2名 |
材質 | 生地:75Dポリエステル(PUコーティング、UVカット加工) サブポール、ペグ:アルミ合金 |
最低耐水圧 | 2000mm |
UVカット | UPF50+ |
セット内容 | テント生地、サブポール、ペグ×8本、サブポール用収納袋、 ペグ用収納袋、リペアシート、キャリーバッグ |
カラーはカーキの一色での展開となります。木とコラボするテントであればカーキは違和感がないので全然問題ないですね。
インナーテントは付属していないので、夏場であれば蚊帳が欲しいところです。カンガルースタイルなら、小さめのテントであれば入りそうです。
スカートの設定はないですが、頂点部を若干低いところに設置すれば裾を地面にできるだけ接地させることは可能でしょう。
なお、トゥリーラブはDODさんのホームページより購入することが可能ですので、気になる方はぜひチェックを!!
トゥリーラブは自然を感じることができるテント!!
![トゥリーラブイメージ14](https://sotodeasobou.com/wp-content/uploads/2021/08/8e29a6e21b8348d5e12984dc2304cd69.jpg)
いかがだったでしょうか。
テントの中に木があるなんて、今までなかった斬新なテントでしたね。
DODさんらしさが全面に押し出されていて、面白いから作られたという『トゥリーラブ』。非日常を感じるには十分なテントだと思います。
快適なキャンプに飽きてしまい、いつもと違ったキャンプを求めている方にはおすすめのテントではないでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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