FIELDOORさんで既に発売されていた『フォークテント 280』を、より進化させた『フォークテント 280 プラス』が新たに発売されました。
『フォークテント 280 プラス』は『フォークテント 280』にサイドフラップが追加されていて、サイドフラップを広げるとタープのように使用することができるようになっています。
なお、『フォークテント 280』はポリエステル版とポリコットン版があるのですが、今回は、両方のバージョンでサイドフラップが新たに追加されました。
ワンポールテントを探している方や、通常のワンポールテントでは物足りないという方は、ぜひ最後まで読んでいってください!!
FIELDOOR フォークテント 280 プラス
フォークテント 280 プラスには大きな特徴が2つあり、その内の一つはサイドフラップの存在です。サイドフラップは、広げてポールで支えることで、広い前室を作りだすことができます。
さらに、サイドフラップは2パターンのアレンジが可能で、キャンプ場の環境や天候によって使い分けることができるようにもなっています。
二つ目の特徴は、テントを支えるポールが通常のワンポールテントと違い、一本のポールではなく二股化されているところです。
通常のワンポールテントだと、テントを支えるポール周辺がデットスペースとなってしまうのですが、ポールを二股化することで、そのデットスペースを解消することができるようになっています。
ソロ用のワンポールテントだとなかなかテント内のスペースの確保がしづらいので、標準で二股化されているのは非常にうれしい機能だと感じます。
サイドフラップを搭載でレイアウトが自由自在
前述したように、フォークテント 280 プラスはサイドフラップをアレンジすることにより、2パターンのスタイルを楽しむことができるようになっています。
まず一つ目のパターンは、ポール一本を利用してサイドフラップを広げたスタイルで、前室の左右がフラップで覆われるため、雨や風の侵入を抑えることが可能になっています。
また、混んでいるキャンプ場などで人目が気になる時でも、サイドフラップが丁度良い目隠しとなり、プライベート空間を作り出すことができます。
キャンパーの方で人目が気になるという方は結構多いのではないでしょうか。そんな時には絶大の効果を発揮して、キャンプに没頭することができますね。
二つ目のパターンはこちら。
サイドフラップはテントの幕本体とファスナーで結合されているのですが、ファスナーを開けることでサイドフラップを1パターン目よりさらに広げることができます。
広げたサイドフラップを二本目のポールで跳ね上げれば、サイドフラップをタープの用に使用することができ、日差しをブロックすることが可能です。
さらにテントの反対側の出入口をオープンすれば、風の通りも良くなり、日差しを遮りつつ、開放的なキャンプを楽しめます。
少しの雨や風であれば対応することもできるので、キャンプ場のシーンや天候等を考慮し、どのようにアレンジするか決めるのも楽しみにの一つになりそうですね。
標準で二股仕様のワンポールテント
フォークテント 280 プラスのもう一つの特徴が、テントを支えるポールが標準で二股化されていることですね。
通常のワンポールテントであれば、テントの中心にポールがあり、そのポール周辺がデッドスペースとなってしまうい、テント内のレイアウトに制限がされていました。
しかし、ポールが二股化されていることでデットスペースが少なくなり、テントの中心部分にもテーブルやコットなどを配置することができるので、格段にテント内のレイアウトがしやすくなります。
最近では、ワンポールテントを二股化するキットやDIYで二股化する強者もいたりと、二股化の人気の高さがうかがえます。
フォークテント 280 プラスの特徴
フォークテント 280 プラスにはインナーテントが付属されているため、蚊帳などを別途用意する必要がありません。
インナーテントのD型の出入口は前後2ヶ所に設定されていて、フルクローズはもちろん、メッシュにもすることができるため、夏場に虫が気になる季節でも温度調節がしやすくなっています。
インナーテントのサイズは(約)260cm×130cm×160cmあり、コットを収めても余裕のある広さとなっています。
インナーテント内にはランタンフックあるため、インナーテント内で時間を過ごす際には重宝する装備です。
また、インナーテントをフルオープンした際の扉を収納するポケットが用意されており、くるくる巻いてトグルで留める必要がなく、煩わしさもなくて良いですね。
テントの頂点部にはベンチレータが2カ所設置されているため、テントをフルクローズしても、空気の入れ替えができるようになっています。
テント全面にはスカートが装備されているため、冬場には冷気をシャットダウンしてくれます。
また、スカートは巻いてトグルで固定することができるようになっていて、風通しが良くなるため、夏場にも使用しやすいテントになっています。
収納時
収納時のサイズはTC版とポリコットン版で異なり、TC版は(約)20cm×20cm×70cm、ポリコットン版は(約)16cm×16cm×70cmとなっています。
素材によりポリコットン版の方が収納サイズはコンパクトになっていますが、それでも同サイズの通常のワンポールテントよりは収納サイズは大きい方かと思います。
サイズ的にバイクに積載するとバイクにもよりますが、サイドに張り出してしまうため、車での移動が良さそうですね。
重さはTC版が(約)7.5kg、ポリコットン版が(約)4.9kgになります。こちらもサイドフラップが装備されている分重くはなってしまいます。
とはいえ、サイドフラップという魅力的な装備があるので、許容範囲に収まるのではないでしょうか。
スペック
TC版 | ポリエステル版 | |
---|---|---|
カラー | 単色展開 ※カラーの明記なし | ・ライトベージュ ・ダークブラウン ・カーキ |
サイズ | (約)280cm×280cm×175cm | ※TC版と同じ |
インナーサイズ | (約)260cm×130cm×160cm | ※TC版と同じ |
収納サイズ | (約)20cm×20cm×70cm | (約)16cm×16cm×70cm |
総重量 | (約)7.5kg | (約)4.9kg |
材質 | ・フライシート : ポリエステル65%、コットン35% ・インナーテント: ポリエステル ・グラウンド : ポリエステル ・ポール : スチール | フライシート : ポリエステル インナーテント: ポリエステル グラウンド : ポリエステル ポール : スチール |
付属品 | ・テント本体×1 ・フライシート×1 ・テントポール×1 ・ペグ×10 ・ロープ×4 ・専用キャリーバッグ×1 ・取扱説明書(日本語) | ※TC版と同じ |
カラーはTC版は単色での展開となっていて、カラー名がどこにも記載がなかったのですが、薄いグレーのような色です。(この記事のTOPのキャプチャがTC版のカラーです)
付属品の注意点として、サイドフラップを立てる際に使用するポールは別売りとなるため、別途用意が必要となります。
ポールの高さは推奨180cmになっているので、180cm前後で用意しましょう。
フォークテント 280 プラスはソロキャンにぴったり
いかがだったでしょうか。
フォークテント 280 プラスは、標準で二股化がされていることでソロ用のテントながらレイアウトの自由度があり、それによりテント内も広く使用することができるテントです。
また、複数のアレンジが可能なサイドフラップを備えており、キャンプ場の状況や天候によりサイドフラップの張り方を調整できるのはうれしいポイントですね。
そしてTC版とポリエステル版の2種類が用意されているので、キャンプスタイルや目的に応じて選べるのもありがたいです。なんと言ってもポリエステル版のコスパは半端ないです。
ワンポールテントを探している方やソロキャンプ用のテントを探している方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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