パップテントとは軍人が使用するために開発された軍用テントで、余計な装飾がないシンプルなデザインが魅力のテントです。
そのシンプルさや無骨なミリタリーテイスト感で、最近ではキャンプ場でもよく見かけるくらい人気が出てきているテントですね。
今回は、キャプテンスタッグから発売されたトレッカーシリーズのキャンプベースソロUVについてご紹介させていただこうと思います。
パップテントを探している方やキャンプベースソロUVが気になる方はぜひ見ていって下さい。
トレッカー キャンプベースソロUV(UA-63)
キャンプベースソロのサイズは(約)380×190×H110cmで、他の同等のパップテントと比べると若干ですが幅が広く設定されているテントです。
インナーテントのサイズは210×90×H100cmなので、コットでもインナーテント内に収めることができるサイズになっていますね。
そして、キャンプベースソロはテントの前後で同じデザインが採用されていますので、迷わず設営を行うことが可能なテントです。
また、前後で同じデザインということで前後に出入口があり、どちらからでも出入りが可能になっています。
レイアウトが自由自在
キャンプベースソロのサイドウォールは写真のようにたたむことができるようになっています。たたむことで開放的に過ごせることができ、また、風の通りも非常に良くなります。
風が強い時や雨が降った時、人目が気になる場合は閉じておくことでプライベート空間を確保することができます。
テント前後の扉も収納することができ、テントの中央部分に折りたたんでおくことも可能です。
夏場など暑い時期などは写真のように、前後の扉ででキャノピーを展開するとタープのように張ることがができ、日差しを遮り快適に過ごすことができます。
これなら別途タープを張らなくても良さそうですね。
なお、テントに付属しているキャノピー用のポールは片側分のみになるため、写真のようにキャノピーを展開するのであれば、別途キャノピー用のポールを用意する必要があります。
インナーテントは吊り下げ式になっているため、インナーテントを外すことでシェルターとしても使用することができます。
インナーテント外すことでテント内の有効スペース多くなり、広く感じますね。
快適装備が満載
インナーテントには出入口が4カ所あり、前後の出入口の他に、両サイドにも扉が設置されています。なお、後ろ側の出入口は全面ではなく、一部分が開くようになっています。
また、インナーテントの扉は暑い時にはメッシュにしておくこともできますし、肌寒い時にはフルクローズすることで冷気を遮断することも可能です。
両サイドにも扉が設定されていて、ファスナーで開閉することでテント内から荷物室にもアクセスすることができるため、正面の大きい扉を開閉する煩わしさがありません。
こちらもメッシュとクローズで使い分けができます。
キャノピー側側面部分には開け閉めができるウォールパネルが装備されていて、ウォールパネルを開けておくことで開放的に過ごすことができます。
一方、ウォールパネルを閉めておくことで雨や風の吹き込みを防いだり、人目を気にすることなくプライベート空間を作り出すことができます。
キャンプベースソロUVの特徴
テントの全面にはスカートが装備されていて、雨の侵入や風の吹き込み防ぐことができます。また、冬場は冷気も遮断できるので、オールシーズンを通して使用できるテントになっています。
インナーテントの中にはランタンフックが付いていますので、別途ランタンスタンド等を用意する必要がないのはうれしいところです。
収納時
テントには収納袋が付属されていて、CAPTAIN STAGの文字と、Trekkerとテント名が書かれていて、しっかりした作りになっています。
収納サイズは66×15×15cmと長細いパッキングサイズとなっていて、狭いスペースにも収納しやすい大きさです。重さも3.8kgなので持ち運びにも大変なことはないですね。
スペック
カラー | カーキ |
製品サイズ | (約)380×190×H110cm |
インナーサイズ | (約)210×90×H100cm |
収納サイズ | (約)66×15×15cm |
総重量 | (約)3.8kg |
材質(品質) | フライ:ポリエステルリップストップ210T(PU2,000mm)UV加工、撥水加工 インナー:ウォール=ポリエステル185T(通気性撥水加工) メッシュ=ポリエステルノーシームメッシュ フロア=ポリエステルOXF150D(PU3,000mm) ポール:アルミニウム合金φ13・16mm |
仕様/その他 | 付属品:ポールキャップ2個、ガイドロープ6本、アルミペグ18本、 ポール用収納袋1枚、ペグ用収納袋1枚、キャリーバッグ1枚 |
フライシートの素材がポリエステルリップストップが採用されています。
ポリエステルリップストップは格子状にナイロン繊維が縫い込んだ生地のことで、軽く、裂けにくいといった特徴があります。
ただし、難燃処理がされていないので、キャノピー下で焚火を行うと穴が開いたり、酷いとテントが燃えてしまう可能性があるので控えた方が良いでしょう。
ポールもアルミニウム合金のため、テント全体が軽い素材でできており、同サイズのパップテントの中でも軽い部類に入るのではないでしょうか。
パップテントはポリコットンという燃えにくいけど重い生地でできているテントが多く、他のテントとの重量差はそのあたりにもあるのではと考えられますね。
無骨なトレッカー キャンプベースソロUV
いかがだったでしょうか。
キャプテンスタッグのトレッカー キャンプベースソロUVを紹介させていただきました。パップテントは見るからに無骨さがあって、キャンプをしているって感じがしますね。
また、前後の区別がないことで設営が簡単だったり、サイドウォールやキャノピー等、必要がない時には全てたたんでおけたりと、レイアウトの自由度が非常に高いテントです。
そのため、初心者の方やパップテントを初めて使用するといった方にはおすすめしたいテントですので、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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