昨今ワンポールテントの人気が高まってきて、いろいろなメーカーから様々なワンポールテントが発売されています。
最近では通常の形のワンポールテントではなく、フラップを備えたテントや、前室を設けたワンポールテントも増えてきていますね。
その中で、DOD(ディーオーディー)から発売されているヤドカリテントも、通常の形のワンポールテントが変形した形状となっており、機能性、見た目ともに際立っていました。
今回は、そんなDODのヤドカリテントについて記事にしてみました。記事を読むとヤドカリテントが欲しくなること必至です!!
DOD ヤドカリテント
DODさんの取り扱う商品の名前って特徴ありますよね。ヤドカリテントも、それにもれずユニークな名前をしているのですが、名前に負けない位特徴的な形状をしているんです。
ヤドカリテントはその名の通りヤドカリの形状をしたテントになっていて、一目見るとなるほどと感心してしまいます。
テント自体はリビング部分と寝室部分が一体型の2ルーム構造になっていて、最大6人程度で使用できる設計になっており、4人位での使用であれば空間を広々使うことができます。
寒い時期には冷気の侵入を防ぐスカートを装備していて、夏は涼しく、冬はあたたかいポリコットン素材を採用したインナーテントが付属している等、オールシーズンで使いやすいテントになっています。
それでは詳細を見ていきましょう。
外観
外観を見ると、ヤドカリと名付けられた由縁が分かりますね。なんとなくヤドカリを彷彿させます。跳ね上げたフロント部分のフライシートを支えるポールがヤドカリの脚にも見えますね。
そしてなんといっても、この形がかっこよすぎです!!
ヤドカリテントの最大の特徴はなんと言っても、フロント部分のフライシートを跳ね上げることでリビングスペースを作り出しているところではないでしょうか。
フライシートを跳ね上げることで日陰を作り、タープを設営しなくとも十分なくつろぎスペースを用意してくれています。タープが不要なので設営の時間も短縮できますね。
リビング部分と反対側のドア2箇所にもサイドウォールが付いており、跳ね上げることで雨の日でも風通しを確保することができるようになっています。
フライシートを全て閉じると見た目は通常のワンポールテントと同様になります。
冬場等、寒い時期に就寝する際はこの状態にしておくことで、冷気がテント内入らないようになります。逆に夏は前後ともにフライシートを跳ね上げておくことで、蒸し暑さを軽減できそうです。
リビングルーム
フロント部分のフライシートを跳ね上げることにより、開放的なリビングスペースが完成します。4人がくつろぐためのテーブルとイスを並べても余裕のある広さです。
ポールも200cmの長さの物を使用すれば、腰をかがめることなく過ごせることができます。そして、写真位のスペースがあれば、ちょっとした雨でも濡れることなく快適に過ごせそうですね。
フロント部分のフライシートにはサイドウォールが備わっていて、雨風の侵入を軽減することができます。
また、プライバシー確保のための目隠しとしても使うことができ、使用しない場合はテントの内側に巻き上げて開放的に利用することも可能です。
インナーテント
インナーテントには最大で大人が6人が寝れる位のサイズとなっています。家族4人位で利用するのであれば十分なスペースを確保できますね。
また、インナーテントはポリコットン(ポリエステルとコットンの混紡)素材を採用していて、吸湿性と通気性が高いため夏は涼しく、一方で熱を逃しにくい繊維構造により冬は暖かく過ごすことができます。
インナーテントへは、フロント側とリア側2カ所の3方向からアクセスが出来ることができるようになっています。
そして、風が取り込みやすく、ドアはメッシュにも切り替えられるのでインナーテント内は日中でも涼しく過ごすことができます。
複数のドアがあって出入りがしやすいと、就寝時にも寝てる人をまたいだりして移動することがなくて、ありがたいところですね。
各部の特徴
冬のキャンプにはありがたいスカートが備わっています。冷気の侵入を防いでくれるので、冬のキャンプでも積極的に利用していきたいテントです。
また、一部のスカートは巻き上げておく機能がついているため、夏のキャンプ時には巻き上げておくことで風の通りを良くすることも可能です。
リア側にも2カ所サイドウォールが付いているため、雨の日でも密閉することなく空気の入れ替えができます。
サイドウォールを跳ね上げておくことで、夏場の暑さ対策にもなりますね。
換気はサイドウォールからだけではなく、ベンチレータも備えているため、テントをフルクローズ状態にした際でもテント内の空気を換気することが可能です。
収納時
テントの収納バックにはDODのおなじみのロゴが入っていてかわいらしいですね。テントと同じカーキ色で一体感もあります。
収納バックはゆったり目に作られているため、跳ね上げようのポールも入れて保管しておくことも可能かと思います。
スペック
以下にスペックを記載しておきます。
カラー | カーキグレー |
希望小売価格 | オープンプライス ※amazonや楽天市場等で購入が可能です。 |
組立サイズ(外寸) | (約)W460×D460×H300cm |
インナーサイズ | (約)W430×D290×H300cm |
収納サイズ | (約)W70×D32×H32cm |
重量(付属品含む) | (約)15.7kg |
材質 | フライシート:150Dポリエステル(PUコーティング) メインポール:スチール インナーテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%) フロア:210Dポリエステル(PUコーティング) |
最低耐水圧 | フライシート:2000mm フロア:5000mm |
セット内容 | フライシート、インナーテント、メインポール、 ロープ×12本(うち8本はテントに取り付け済)、ペグ×19本、ポール用バッグ、 ペグ用バッグ、タイベルト×2本、キャリーバッグ ※パネル跳ね上げ用のポールは別売りです。 |
フロント側のアウターテントや、リア側のサイドウォールを跳ね上げるためのポールが付属していないので、テントを購入する際は合わせてポールを購入する必要があるので気を付けなくてはいけません。
ヤドカリテントがかっこいい!!
ヤドカリテントについて紹介させていただきました。
キャンプ場でもワンポールテントを見かけることが多くなっていますが、なかなかヤドカリテントを使用している方を見かけないですね。
人と被らないテントを探している方には丁度いいテントではないでしょうか。
また、テントだけでタープと同様のスペースを作ることができるため、ゴチャゴチャ感がなくテントサイトがスマートにも見えると思います。
普通のテントに飽きてしまった方やかっこいいテントを探している方は検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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