5月も中旬を過ぎて徐々に暑くなってきましたね。梅雨に入った地域もあり、梅雨が明けると本格的に夏が到来するという今の時期に、まさかの薪ストーブを購入しました。^^;
今年の冬は、ガスストーブで乗り切っていたのですが、新たにポリコットンのワンポールテントを購入したことで、薪ストーブへの関心が一気に高まりました。
ずっと薪ストーブをネットで調べ続けて、ようやく値段と性能のバランスが取れたTOMOUNTの薪ストーブの購入にいたりました。
今回は、TOMOUNTの薪ストーブへの火入れについて記事にしました。
製品の内容
薪ストーブに同封されている内容を紹介していきます。
- ストーブ本体x1
- ダンパー付き煙突x1
- 煙突パイプx6
- 丸蓋x1
- 火格子x1
- 耐熱ガラスx1
- ねじx2
- スクレーパーx1
- 難燃マット(収納袋付き)x1
煙突にはダンパー付き煙突と、煙突パイプがあり、ダンパー付き煙突はつまみを回すことで排気量を調節することができるようになっています。
丸蓋は上部の開口部にはまるようになっています。料理をしていて、直火を利用したい際に開け閉めができますね。
丸蓋は、同封されているスクレーバーを利用することで外したりすることができるようになっています。
火格子はストーブの底に敷いて、その上に薪を載せて燃やしていくという使用方法になります。
耐熱ガラスは発送時には装着されておらず、開封後に自分で組み付けました。
ねじを2本締めるだけですので、プラスドライバーがあれば問題取り付けが可能です。締めすぎるとガラスが割れる恐れがあるので、締めすぎには注意です。
スクレーパーは、上部の蓋の開け閉めや、ストーブ内の灰をかき出す時に利用できます。
難燃マットも同封されていました。地面に敷くことで安全性を高めるとこができると思います。ただ、断熱効果はそこまでなさそうなので、地面が芝生等の場合は別途対策はした方が良いですね。
なお、煙突やスクレーパー等の内容物は、全て薪ストーブ内に収納ができるようになっています。
外観と仕様のチェック
では外観を見ていきましょう。
ストーブ自体はステンレスでできているので、丈夫で熱伝導率が高く、耐久性に優れています。ステンレスは錆にも強いですね。
ストーブの脚は折りたたまれていて、使用時は脚を起こして使用するようになっています。脚を広げると、脚から脚までは30cm程ありました。
足はを起こしたり寝かしたりする際には個体差があるかもしれませんが、結構固いです。しっかりつかんで動かさないと、滑って手をけがしてしまうかもしれません。
サイズ感としては、脚を起こした際のストーブの上部までの高さは約30cmあります。横幅は、ストーブ自体は約20cmなのですが、ストーブの両サイドについている網を広げると約54cm程度あります。
なお、網は、広げると調理したものを置けるようなスペースになります。ただ、ダッチオーブン等、重量のある物を置くと壊れそうなので軽いもの限定ですね。
煙突を含めた高さは、煙突だけで約180cmあり、ストーブに設置すると地面からの高さは約210cm程になります。
なお、煙突は一本が約30cmあり、7本全て結合して約180cm程です。
煙突には、ロープで固定できるための突起などはついていないため、風の強い日に使用する時は煙突を短くするなど、対策をした方が良いかもしれません。
ストーブの全面には耐熱ガラスが採用されていて、使用中にストーブ内の様子が見ることができます。薪ストーブを検討する際には、重要な項目ではないでしょうか。
※私は炎の揺らぎを見たいので耐熱ガラスは必須でした。^^
耐熱ガラスの下にはエアーの流入量を調節するインテークがあり、つまみをひねることで調節が可能になっています。
ストーブ内の奥行きは約37cmありました。市販の薪は大体36cm程度のものが多いので、ギリギリ切らずに入れることができますね。
40cmの長い薪だと切らなくてはいけないです。写真の薪は36cmで、ギリギリストーブ内に収まりました。
ストーブの出入口の大きさは横幅が約14.5cm、高さが約16cmあるので、通常の薪の太さであれば問題ないです。
薪ストーブに点火
それでは、待ちに待った薪ストーブに点火していきます。
焚火の時と同じようにして問題なく点火できましたね。点火時は煙突のダンパーも全開にして、扉も全開にして火が大きくなるのを待ちます。
なお、薪ストーブは出荷時には錆止剤が塗られているので、火入れ後は木を燃やした匂い以外の匂いが混じっています。
なので、薪ストーブは購入後に一度火入れをしてからテント内で使用した方が良いです。
最初は煙が大量に出ていましたが、火が落ち着くにつれて徐々に少なくなってきました。
ガラス越しに見える炎がロマンを感じさせます。これが冬に見たかった。w
火入れをした日は風があり、日差しがないと若干肌寒さを感じる日でしたが、薪ストーブのそばは汗ばむ位に暖かかったです。そりゃそうですよね、、^^;
炎の調節をしたい場合は、扉のエラーインテークを開くと空気の流入力が増えるため炎がでかくなり、閉めると炎も小さくすることができます。
火入れ後はいい色に焼けてきました。シルバーからうっすらブロンズ色の輝きがきれいです。来年の冬はもっといい色になってくれると期待しています。
火入れ後のゆがみについては、本体については今のところないようです。両サイドの網が若干ゆがんだようで、収納に若干力が必要になりましたが使用には問題ないレベルです。
一点失敗してしまった点なのですが、ダンパー付きの煙突の油をとるのを忘れていたみたいです。
開封時から手袋を付けて作業していたので、私のではなく製造時についた油だと思うのですが、このパーツだけ拭き取っていませんでした、、、
油が残っていると写真のようにムラができてしまうため、薪ストーブや焚火台は油をふき取ってから使用した方が良いです。
テントにインストール
では、冬キャンプを想定をしてテントにインストールしてみましょう。
なお、テント内で薪ストーブを使用すると一酸化炭素中毒の危険もあるため、常に換気をしたり、一酸化炭素チェッカーを用意する等の対策をしましょう。
インストールしてみました。何度も言いますが、ホントはこの間の冬にこれがしたかった、、(T∧T)
サイズも十分ですね。テントまでの距離もあり、断熱処理をすればテントへの影響もないと思います。
私のテントには出入口が2ヶ所あり、出入口の開閉がダブルジッパー(上からも下からでも開く)になっているため、出入口の上部から煙突を外に出しています。
※購入したワンポールテントについてはこちら
TENT FACTRY TCワンポールテント TF-TCP-180V 今更レビュー!!
なお、今回はテント内では使用していないため、地面や煙突への断熱処理はしていないです。
※来年の冬前には煙突への断熱処理をする予定です。
薪ストーブをテントにインストールする前提で購入するのであれば、煙突の処理方法については検討はしておいた方がいいですね。
外観も見てみましょう。
いいですね~。これだけで玄人っぽさが出ますねw
私のテントであれば煙突の高さは十分でした。テントによって煙突の長さが足りない場合は、煙突単体を追加で購入できるので検討してみてください。
なお、TOMOUNTの薪ストーブ用の煙突がなかなか売っていないのですが、↓のリンクの商品で代用ができるので参考までに。※購入して接続できるのは確認しました。
D&R【50/30cm 煙突パイプ】キャンプ用 薪ストーブアクセサリー 直径6/7/8cm (50, 直径6cm)ただ、煙突が高くなってくると不安定にもなるため、ロープで固定できるようにする等の対策も一緒に検討してもらえればと思います。
また、煙突からは火の粉が飛散し、テントを火の粉で痛めて穴が開いてしまうこともあります。
そんな時にはスパークアレスタを使用すことで飛散する火の粉の軽減ができるので必要に応じて煙突の先に取り付けましょう。
冬が楽しみでしかない
火入れが無事に完了しました。次に使用するのは冬ですね。半年後。w
まー、あっという間でしょう。それまでは押入れの奥に眠っていてもらいます。^^;
なんと、薪ストーブのサイズがasobitoのバッグの大きさとほぼ一緒だったので入れてみたら、まさかのシンデレラフィット!!
収納方法が決まったじゃないですか。でも、asobitoのバッグにもともと入っていたものはどうするかな~、、、
もう少し薪ストーブを早く購入したかったですね、、
ただ、冬場は在庫が少なかったか分かりませんが、値段が高かったんですよね。なので、ついつい購入せずに冬を越してしまいました^^;
いかがだったでしょうか。
時季外れのレビューでしたが、来年の冬に薪ストーブを検討する際の参考になれば幸いです。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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