キャンプでの寝心地を左右する『マット』。寝心地が悪いと睡眠が十分にとれず、キャンプに影響が出てしまうので大切なキャンプギアの一つですよね。
私は今まで、インフレーターマットは使用せず、コットに折り畳みができるアルミマットを敷いて寝床を作っていました。
しかし、冬場には、コットとアルミマットだけではどうしても底冷えが気になってしまい、明け方に寒くて起きてしまうことがしばしばありました。
今回、ようやくインフレーターマットを導入したので、購入したColemanのキャンパーインフレーターマット シングルIIIについてレビューしていきたいと思います。
心地良い寝床を求めている方や、インフレーターマットを検討している方はぜひ最後まで読んで行ってください。
Coleman キャンパーインフレーターマット シングルIII
今回インフレーターマットの購入をする一番の目的としては寒さ対策です。前述したように、コットとアルミマットだけだと寝ているとどうしても背中から寒さが伝わってきてしまいました。
そこで、インフレーターマットをプラスして敷くことで、地面からの熱をシャットアウトしてしまおうという作戦です。
インフレーターマットを購入するにあたり、3~8cmの範囲でどの程度の厚さのマットを購入するか非常に迷いました。
薄いと収納時に小さくできますが、寝心地はそこまでとなってしまい、逆に厚くなると寝心地は良くなりますが、収納時に大きくなってしまったり、畳むのが大変となります。
色々と検討した結果、最終的には厚さが5cmで収納と寝心地を両立した、Colemanのキャンパーインフレーターマット シングルIIIを購入しました。
コットにも置けるサイズ感
私はDODのコットを使用していて、コットの床面のサイズはう183×72cmとなっています。そこに、約195×63×5(h)cmのインフレーターマットを乗せるイメージとなります。
コットの長さに対して12cm程はみ出てしまいますが、使用上は特に気にはなりませんでした。一晩寝てみても、コットとインフレーターマットが大きくずれていることもなかったですね。
幅についてもコットは72cmありますが、両端のポール分の幅も含まれているので実質72cmもないため、63cmのインフレーターマットを使用しても狭いなと感じることもありませんでした。
特に、左右へのズレは、コットの両サイドのフレームにインフレーターマットが丁度よく挟まっており、左右のズレに関しては全くありませんでした。
また、私は車中泊ができるよう車にベットを作っていて、今回購入したインフレーターマットも使用できるのではないかと期待していました。
実際に設置してみると、写真のように幅が完全にスッポリとはまり、ずれたりすることもなく。まさに、シンデレラフィットしました。
生地感もしっかりしていて安心
インフレーターマットを長く使用するには、生地の丈夫さも大事な点となります。
Colemanのインフレーターマットはポリエステルでできているのですが、生地の太さや繊維の密度を表す「デニール(D)」や、「タフタ(T)」の表示はありません。
ただ、触った感触ではかなりしっかりした生地ですので、ちょっとした凸凹であれば穴が開くことなどはないかと思います。
また、インフレーターマットの「縁」も、かなりしっかりと圧着されているので、縁から空気が抜けてしまうといった事もなさそうです。
展開と収納は簡単にできる?!
マットを広げるには四隅の一箇所に空気栓が付いているので、その栓を開けることである程度の空気を自動で取り入れることができます。
空気栓を開けたまま一時間程放置したのですが、自然では写真のように1cm〜2cm位までしか膨らみませんでした。
商品評価のコメントでは、初回は膨らまないと言った声があったのですがそのせいでしょうか?これについては引き続き次回以降で確認していこうと思います。
快適な寝心地を得るためには、もう少し空気を送り込みたいところですが、このColemanのインフレーターマットは、収納袋を利用して空気を入れられる機能も備えられています。
写真のように収納袋に穴が空いているので、穴に空気栓をはめ込み、袋に空気を取り込んでから圧縮することでインフレーターマットに空気を送り込むことができます。
ただ、前述したように空気を送り込んだのですが、何回やっても一向にインフレーターマットが膨らむ気配がありません。空気栓と収納袋の接続部から抜けている?ような感じです。
そのため、最後は口で直接空気を注入して膨らませました。そうすると、はじめに比べてかなり厚みが出てきました。次回以降も口で膨らませる必要がありそうですね。
収納時には空気栓を開放して、空気栓のある逆から丸めていきます。その際は体重を乗せてインフレーターマット内の空気を出しながら丸めていくようにしましょう。
なお、収納時に空気を抜く作業を怠ると、インフレーターマットを丸めても収納袋に入り辛いといったことがあるので、できるだけ空気を抜くようにした方が良いです。
収納時のサイズはスペック上では15×70cmでしたが、一度膨らませて収納したら約18×70cmと、ちょっと大きくなってしまいました。それでも車で移動する分には問題なさそうではあります。
想像以上の寝心地!!
インフレーターマットはコットの上にアルミマットを敷いて、その上に載せて使用しています。そうすることで、アルミマットとインフレーターマットでダブルで地面からの冷気を遮ります。
実際に寝てみると地面からの冷気は全く感じなくなりました。外気温が-3度の時でも地面からの冷気を感じることなく問題なく過ごせましたね。
何より寝心地が格段に良くなったことにビックリしています。コットを使用し始めた時にもかなり寝心地が良くなったと思っていたのですが、さらに良くなったと実感できます。
ちなみに、最初はパンパンになるまで空気をいれていたのですが、そうするとマットが固めになってしまったので、かなり空気を抜いて柔らかめにしています。
安心のColemanのインフレーターマット
初めてのインフレーターマットなので他のインフレーターマットとの比較ができないのですが、Colemanという安定したブランドなので安心して使えることができます。
耐久性については現段階ではなんとも言えませんが、数回使用した感覚では長く使えそうなのかなと感じています。
ただ、収納袋で膨らませられないのは気になるところですかね。誰かコツとか知っている方がいたらコメントで教えて下さい。
いかがだったでしょうか。
まだインフレーターマットを使用したことがない方には、ぜひこの寝心地の感覚を体験して欲しいですね。インフレーターマット選びの参考になれば幸いです。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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