アウトドアブランドのWAQさんは、『アウトドアを通じて人生にワクワクを』をコンセプトに、デザイン性が良く、かつ機能性を備えたキャンプギアを販売しています。
そんなWAQさんより、サイドフラップを備えたワンポールテント『Alpha T/C』が発売されました。
ワンポールテントはキャンパーの方に昔から人気のあるテントで、なんと言っても設営のしやすさが、他のテントに比べて格段に簡単といったメリットがあります。
昨今のキャンプブームでもその人気の高さは衰えることがなく、キャンプ場に行くと必ずといっていいほど見かけるテントですね。
今回は、発売直後にすぐ完売するくらい大人気の、WAQさんの『Alpha T/C』についてご紹介して行きたいと思います。
WAQ Alpha T/C ソロ用ティピテント
『Alpha T/C』はポリコットンを採用したワンポールテントで、その素材の特性から火の粉が当たっても燃えにくいといったメリットがあり、テントの近くで焚火をしていても安心です。
また、このテントの最大の特徴は、なんと言っても自由自在にアレンジが可能なサイドフラップでしょう。天候やテントサイトの状況により、いろいろなパターンでテントの設営が可能です。
サイドフラップを跳ね上げることで十分なスペースを前室として使え、快適な空間を作り出すことができ、キャンプを存分に楽しむことができます。
サイズは外寸で(約)W240cm × D240cm × H150cmと、サイズ的に2人ではきついので、ソロ用のテントかなと思います。
サイドフラップのアレンジが自由自在
前述したとおり、『Alpha T/C』はサイドフラップを使用することで、自由自在にテントを設営することが可能で、キャンプの度に新鮮な気分を味わうことができるテントです。
サイドフラップは3パターンのアレンジができますので、それぞれのパターンを見ていきましょう。
まず一つ目のアレンジは、ポール一本でサイドフラップを立ち上げたスタイルです。
前室の両サイドが閉じられているため、風のある日や、雨の降っている日にはおすすめの形となります。また、キャンプ場に人が多く、人目が気になる時にもプライベート空間が作れるのでいいですね。
2つ目のアレンジは、1つ目のアレンジの形をもとにフラップの片側を開け、もう一本のポールを使用して跳ね上げたスタイルです。
1つ目のアレンジよりも開放感を持たせつつプライベート空間を確保でき、少しの雨であれば問題なく過ごせるスタイルとなっています。
最後はキャノピースタイルで、跳ね上げた幕とサイドフリップを分割することで日差しを作りつつ、快適なキャンプを楽しめるスタイルです。
天気の良い日には開放的で風通しが良く、気持ちが良さそうなスタイルですね。
設営も簡単にできる
ワンポールテントということで、設営自体も非常に簡単に行うことができます。手順を追って見ていきましょう。
ステップ①
フライシートを地面に広げます。
※WAQロゴがある方が前室側です。
ステップ②
フライシートの4角をペグで固定します。
この際、ベルトは最大まで緩めておきます。
ステップ③
テントに付属している
センターポールを組み立てます。
ステップ④
センターファスナー側からテントの内側に入り、ポールを頂点に合わせながら垂直に立ち上げます。
ステップ⑤
緩めておいた4角のベルトを締め、
テント全体のテンションを調整します。
ステップ⑥
テントに付属しているロープをペグで固定し、ロープの長さを調整しながら全体的にたるみがなくなるよう、テントにテンションをかけます。
ステップ⑦
サブポールを組み立て、前室部分のファスナーを開け、フラップ先端にあるグロメットにポールを差し込みます。付属のロープをポールに引っ掛け、テンションをかけながらペグで固定します。
ステップ⑧
メインポール頂点付近に
クリップを引っ掛けます。
※インナーは、赤いファスナーが
前室側となります。
ステップ⑨
床面四角にあるバックルをフライシート側のバックルに固定します。
ステップ⑩
完成です!!
Alpha T/Cの特徴
テントの生地にはコットンとポリエステルの混紡生地であるポリコットン(TC素材)を採用しています。
ポリコットンはポリエステルに比べて重量はありますが、その反面、火の粉に強く穴が開きにくいといったメリットがあるので、テントの近くで焚火をすることも可能です。
また、高い遮光性があるので、夜にテント内を照らす明かりで人影が外から見えるということはありません。そして、通気性も兼ね備えているため、テント内の環境を適切に保つことができます。
ベンチレータが2カ所設定されていて、前後の扉をクローズしても空気の入れ替えが可能となっているため、テント内を快適な空間に確保します。
テント本体と同じ素材でスカートが装備されていて、冬場には冷気を遮断してくれるので、オールシーズンで使用可能なテントとなっています。
また、スカートは巻き上げてトグルボタンで固定することもできるため、夏の時期に使用しても風の通しを良くし寝苦しさを軽減してくれます。
インナーテントはフルメッシュで作られていて、夏場には虫対策には持ってこいの設計となっています。
また、インナーテントのサイズは(約)W230cm x D110cm x H135cmあるので、大きめのコットでも余裕を持って設置できるくらいの広さがあります。
収納時
テントを収納すると、サイズは(約)W57×D22×H22cm、と少し大きめになっていますが、サイドフラップを立ち上げるポール等、必要な道具をまとめられるように設計されています。
重さも(約)6.5kgあり、同サイズのワンポールと比べると重めの設定となっていますが、ポリコットン素材であることと、サブポール分の重量も含むんでいるので想定内の重さなのかなと思います。
収納袋にはコンプレッション機能が搭載されていて、かさばるテントを収納後に圧縮することができるので、持ち運びの際には荷物をできるだけ小さくすることが可能です。
また、圧縮することで持ち運びもしやすくなるといったメリットがあるため、コンプレッション機能はありがたいですね。
スペック
カラー | タン |
サイズ | フライシートサイズ(外寸):(約)W240cm × D240cm × H150cm インナーテントサイズ:(約)W230cm x D110cm x H135cm |
収納サイズ | (約)W57×D22×H22cm |
総重量 | (約)6.5kg |
材質 | ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%)、アルミ合金 |
セット内容 | フライシート x 1 インナーテント x 1 メインポール x 1 サブポール x 2 コンプレッションベルト付きキャリーバッグ x 1 ロープ✕6本(4本はテントに取り付け済) ペグ✕16本 |
カラーはタンのみの展開となっていますが、落ち着いた風合いがキャンプサイト内の雰囲気を作り出してくれます。
サイドフラップを立ち上げるためのサブポール2本はセットで付属されるため、別途ポールを用意する必要はありません。この辺りはうれしい設定ですね。
WAQ Alpha T/C ソロ用ティピテントが今が買い!!
いかがだったでしょうか。
『Alpha T/C』は、サイドフラップを使用してテントをアレンジして設営できるところが最大の魅力かと思います。天候やキャンプサイトの状況によってスタイルを変えれるのは心強いです。
そして、ワンポールテントということもあり、設営が簡単にできるといったところもメリットになりますね。初心者の方が一番初めに選ぶテントとしても申し分ないのではないでしょうか。
ワンポールテントを探している方や初心者の方でまだテントに迷っているというのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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