伊吹山(いぶきやま)
標高 | 歩行時間 ※休憩含む | 総歩行距離 | 高低差 |
1377m | 4時間43分 | 10.4km | 1203m |
4月26日に伊吹山に登ってきました。
伊吹山は、滋賀県米原市、岐阜県揖斐郡(いびぐん)揖斐川町(いびがわちょう)、不破郡関ケ原町にまたがる伊吹山地の主峰(最高峰)標高1,377 mの山で、日本百名山のひとつとして数えられていて登山者にも人気の山となっています。
山頂へは徒歩以外にも、伊吹山ドライブウェイを利用して9合目まで行くことが可能となっていて、終点の駐車場からは、山頂部の自然庭園のお花畑をめぐる遊歩道が整備され、山頂部には売店群があります。
山頂からは琵琶湖が一望することができ、南には鈴鹿山脈、北には日本アルプス、遠くは富士山まで見ることが可能となっています。
なお、徒歩で上る場合、登山口から山頂までの所要時間は3時間20分位が目安となっています。
伊吹山へのアクセスと駐車場
Googleマップで『伊吹山登山口』で検索することができます。
伊吹山周辺には駐車場が点在しているので、車で行くことが可能となっています。
今回は口コミ評価の高かった、『伊吹山ゴンドラ乗り場前駐車場』を利用しました。
※こちらもGoogleマップで検索することができます。
トイレや更衣室が用意されているので、登山の準備をするために必要な施設がそろっています。
係員の方がいない場合は、自動車のナンバープレートの番号を紙に記載し、料金箱に利用料300円と一緒に入れておく仕組みになっています。
おつりをもらうことができないので、300円を用意しておく必要があります。
自動車ではなく公共交通機関を利用する場合は、JR近江長岡駅から近江鉄道・湖国バスで15分ほどで登山口に行くことが可能になっています。
登山口 ~ 1合目(30分)
登山口には看板があり、登山にかかる所要時間の目安を確認することができます。また、登山口には入山協力金(300円)を入れる箱があるので、小銭を用意しておきましょう。
登山口から1合目までは、伊吹山での唯一の林道となります。
天気の良い日は木漏れ日が差し込みとても気持ちが良いです。
ただ、道は大きな石がゴロゴロとしているため、足元には注意が必要です。段差を踏み外さないように気を付けて歩いてください。
林道を抜けると1合目に到着です。ベンチもあり休憩することができます。
1合目 ~ 3合目(60分)
1合目の休憩所のすぐわきに山道を記す看板があり、100mほど進むとトイレも用意されています。
1合目以降は日差しを遮るものが全くないため、帽子は必須です。特に夏場は過酷な登山が想定されるので水分補給にも気を配った方が良いですね。
山道も1合目までのような大きな石がゴロゴロとしている道ではなくなるため、歩きやすくなります。
2合目にはベンチが気持ち程度に用意されていますので、ちょっとした休憩ができます。
3合目到着です。3合目にもトイレが用意されています。ここ以降には山頂までトイレがないので、必要に応じて済ませておくようにしましょう。
3合目 ~ 5合目(30分)
3合目から5合目まではスキー場跡地を登ることになります。道も3合目までと同じような道が続きます。
4合目で約半分程登って来たことになります。伊吹山は日差しを遮るものがない代わりに、展望は非常に良いですね。そのせいもあってか、4合目でも大分高くまで登ってきた印象です。
自動販売機があるので飲み物が足りない場合はここで補充しておきましょう。この後には山頂までは売店等はありません。
5合目にはベンチがいくつが用意されていていました。こちらも見晴らしが良く、景色を眺めながら休憩することができます。
5合目 ~ 山頂(80分)
5合目を過ぎると避難所が設けられています。ここでは休憩はできるんですかね?ちょっとそこは確認していなかったです。
6合目、7合目は看板のみでベンチなどは用意されていませんでした。
6合目あたりから徐々に勾配が急になってきます。
そして、山道も岩がゴロゴロとしていて足元が悪くなります。足を滑らすと滑落する危険もあるので慎重に進んでいく必要があります。
また、落石にも気を付けた方が良いかもしれません。上からの落石もそうなのですが、自分が落石させてしまうことも考えられる位石がゴロゴロとしています。
手をついて登った方が安全な箇所もあり、手袋は持って行った方が良いですね。
8合目に到着しました。8合目にもベンチがあり、休憩することができます。見晴らしもさらに良くなっていました。
山頂までもう少しです。
4月後半でもこの辺りはまだ残雪があり、水たまりには氷がはっているくらい寒いです。そしてまさかの手袋を忘れてしまい、手がかじかんでしまいました、、、忘れ物チェックは入念にしなくてはいけません。(反省)
山頂に到着しました。山頂には売店もあり、9合目まで車で来ることができるため、軽装の方も見かけました。
そして何より景色がとても良いですね。琵琶湖を一望することができる景色は圧巻です。遠くには山脈も見えます。
この日は風が強く、山頂はとても寒かったです。持って行った防寒具を総動員して乗り切りました。
レイヤリングは重要ですね。レイヤリングに関してはこちらを参照。
山頂にはトイレもあるので、下山前には済ませておきましょう。
帰りは来た道で下山するので迷うこともないでしょう。
6合目位までは勾配が急なので、登りよりも慎重に進んだ方が良いです。
伊吹山に登ってみて
伊吹山のコースは分岐もなく、一本道で簡単なのですが、全体を通して大小の石や岩がゴロゴロしているため、歩くのに気を使い結構疲れました。
そして、6合目を超えてから頂上までは勾配もきつく、踏み外すと滑落してしまう恐れもあります。
そういったことから初心者~中級者の方におすすめの山かなと思います。
また、上記でも記載しているのですが、1合目までの林道以外は日差しを遮るものが全くないため、帽子は必ず持って行った方が良いです。
とはいえ、登山中にずっと展望が良いのもまた格別ですね。振り返る度にこんなに登ってきたぞっていう満足感がありました。
ただ、下山する時も見晴らしのいいので足元がおろそかになってしまうことも。。
いかがだったでしょうか。伊吹山に登るときの参考になれば幸いです。
それでは登山を楽しみましょう!!
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