ロゴスさんを代表とする2ルームテントの『ドゥーブル』に新色の『Tradcanvas PANELドゥーブルXL』が出たので紹介させていただこうと思います。
2ルームテントとは、寝室とリビングルームが一体化したテントのことで、 寝室とリビングルームがまとまっていることにより、自宅にいるようなくつろぎ感が味わえるのが魅力的です。
そのため、ソロキャンプやカップルで利用するよりも、お子さんがいるファミリーキャンプやグループキャンプ等におすすめできるテントになっています。
今回は『Tradcanvas PANELドゥーブルXL』についてご紹介していきます。ファミリーキャンプやグループキャンプで利用するテントを探している方はぜひ見ていってください。
LOGOS(ロゴス) Tradcanvas PANELドゥーブルXL
『ドゥーブル』は、1996年に登場以来LOGOSを代表する2ルームテントで、実用性の高いリビングルームと大きな寝室を兼備しています。
今回新色が登場した『Tradcanvas PANELドゥーブルXL』のサイズを見ていくと、(約)幅300×奥行520×高さ205cmあります。
インナーテントも(約)幅270×奥行270×高さ170cmあるので、子供を含めて4~6人で利用できる広さがありますね。
このテントの最大の特徴と言えば、ロゴスさん独自のPANEL SYSTEMを搭載していて、テント前面が付属のキャノピーポール2本で簡単に自立するタープになるところでしょうか。
キャノピーを使用することでリビングルームがより広くなり、さらに快適な空間が広がることでくつろぎを感じることができます。
PANEL SYSTEMとは
PANEL SYSTEMはロゴスさんが考案したシステムで、テントの前面の扉に2本のポールを交差させて筋交い構造とするこで、フルクローズした時の強度を格段に向上させた機能です。
テント前面の扉を跳ね上げ、付属のキャノピーポールで支えるだけで、圧倒的な広さのリビングスペースを確保することが可能です。
大きめのテーブルとイスを並べてもリビングスペースからはみ出さないため、日差しが強い日や、雨が降っている時にもゆったりとしたキャンプを楽しむことができますね。
PANEL SYSTEMの特徴
雨天時のキャンプの悩みの一つに、キャノピーに水が溜まることで天井が下がってきたり、キャノピーポールが倒れたり折れたりすることがあります。
PANEL SYSTEMでは、組付けた2本のポールがしなっていることで、緩やかに湾曲した作りになっています。
そのため、雨が降っていても雨水が溜まることなく流れるので、天井が下がってきたり、ポールが倒れるなどの心配をする必要はありません。
なお、耐水性も2000mmと、十分なスペックがあるため通常の雨なら問題ありませんね。
キャノピーを使用時にはランタンフックを使用することができます。ランタンスタンドを用意する必要がないので重宝します。
キャノピーポールの代わりに、車体連結用ジョイントと呼ばれる吸盤を車体に張り付かせてテントを接続することで、車とも連結することが可能です。
車と連結することで、雨が降っている時など車が風よけの代わりになってくれるため、雨の吹き込みも少なることができます。
インナーテントを外してシェルターに
インナーテントを外すことでシェルターとしても使用することができます。
インナーテントを外して、長いテーブルを設置し、大人数で横並びで食事を楽しんだり、雨の日などにテント下でDIY作業をしても良いでしょう。
その他の特徴
インナーテントの側面には、大型のベンチレーションとして機能するC型ドアが設定されていて、出入口としても使用できます。
C型ドアは、出入口を全てメッシュにすることもできますが、上下の一部分だけをメッシュにしておくことも可能になっています。
夏前の季節に、まだ肌寒さが残るけどフルクローズするとちょっと暑いなといった時 等に、細かい温度調整ができる便利な機能です。
フライシートには、LOGOSが独自に開発した高機能メッシュのデビルブロックSTが採用されています。
デビルブロックSTはUV-CUT率、遮光率が通常比の約1.5倍あり、きめ細かなメッシュとなっているため小さな虫の侵入も防ぐことができます。
インナーテントには電気コードの取り込み口が装備されています。ジッパー付きなので、冬場は冷気をしっかりと遮断してくれます。
電源が備え付けられたサイトでは冬場には電気毛布や電気ストーブを使用するため、テント内に電源を取り込んだりする際にはありがたい機能ですね。
ジッパーは可動範囲が広く設計されているため、大型のドアを開閉している時にも、持ち手を変えることなく一気に開閉することができます。細かいところですがうれしい機能です。
収納時
収納時のサイズは(約)幅63×奥行23×高さ54cmあり、総重量は(約)15.6kgあります。大型の2ルームテントとしては、コンパクトなパッキングサイズではないでしょうか。
キャノピーポールがスチール製ということもあり、その分若干重くなっているのかなと思います。総重量を軽くしたい場合は、アルミ製のポールと交換しても良いかもしれませんね。
スペック
サイズ | (約)幅300×奥行520×高さ205cm |
インナーサイズ | (約)幅270×奥行270×高さ170cm |
収納サイズ | (約)幅63×奥行23×高さ54cm |
総重量 | (約)15.6kg |
主素材 | フレーム:6061アルミ キャノピー:スチール フライシート:難燃性バルキーポリタフタ(耐水圧2000mm、UV-CUT加工) インナーシート:ポリタフタ(ブリーザブル撥水加工) フロアシート:ポリオックス(耐水圧3000mm) メッシュ:デビルブロックST(インナー除く) |
フライシートやインナーシートに使用されているポリタフタは、縦横に糸を組み合わせるタフタという織り方を用いた生地で、フライシートは難燃性になっています。
難燃性と言っても燃えないという訳ではないので、テントの近くで焚火をするのであれば、風向きなどには気を付けて行った方が良いですね。
Tradcanvas PANELドゥーブルXLで楽しくファミキャン!
いかがだったでしょうか。キャノピーを使用することにより、リビングスペースが圧倒的な広さ確保できるテントでした。
また、雨の日でもキャノピーに雨水が溜まらない構造になっているので、定期的にキャノピーに溜まった水を排出するといった煩わしさもなくて良いですね。
お子さんがいるファミリーキャンプや、グループキャンプをする方でテントを探しているのであれば、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
コメント