赤坂山(あかさかやま) 三国山(みくにやま)
標高 | 歩行時間 ※休憩含む | 総歩行距離 | 上り |
赤坂山:823m 三国山:876m | 6時間9分 | 13.9km | 1224m |
今回は赤坂山、三国山に登って来ました。
赤坂山や三国山は滋賀県と福井県の境界にある山です。赤坂山は関西百名山の一つにかぞえられ、「花の山」として多くの登山客が訪れる山です。
赤坂山や三国山には、高島トレイルと呼ばれる、福井県と滋賀県より直接山頂へ通じる登山道を始め、尾根伝をトレイルランニングやトレッキングで縦走できるコースがあります。
今回は、マキノ高原をスタートし、赤坂山、三国山の山頂を目指します。
帰りは、再度赤坂山に戻り、そこから寒風山(かんぷうやま)を目指すルートを利用しました。寒風山からはマキノ高原を目指して下山します。
赤坂山へのアクセスと駐車場
赤坂山のふもとのマキノ高原には、登山者用の駐車場が用意されており車で行くことが可能です。
Googleマップで『マキノ高原温泉さらさ』で検索すると周辺の地図を検索することができます。
車は、マキノ高原温泉さらさ手前にある駐車場を利用しました。
『登山者様P』の看板があり、30~40台程止められる駐車場でした。
公共交通機関で行く場合は、JRマキノ駅からマキノ高原線バスで「マキノ高原温泉さらさ」で下車となります。
ただ、マキノ高原線バスの本数が少ないため、事前に確認しておいた方が良いですね。
駐車場~三国山山頂
駐車場から歩いてすぐ、マキノ高原に入ることができます。
赤坂山登山道はこの道沿いにあり、左右どちらの道からもつながっているため、どちらから進んでも問題ありません。
マキノ高原の施設内の地図では、敷地内全体を確認することができます。現在地のおおよそ反対側に赤坂登山口がありますね。
また、施設内の地図近くにはトイレがあるので、ここで済ませておきましょう。頂上にはトイレはないので注意が必要です。
キャンプ場の中を突っ切っていきます。この日は日曜日だったので、サイトがテントでいっぱいですね。
冬はスキー場のようなので、冬はここは通れないかもしれません。
キャンプ場を過ぎると赤坂山登山口の看板が見えてきます。看板のすぐ近くに登山口があり、ここから約4kmで山頂です。
登り始めはひたすら階段です。振り返るとキャンプ場が一望できて気持ちが良いです。
階段が終わると写真2つ目の写真のような道が続いています。2枚目の写真は木のアーチのようになっていてちょっとしたジブリ感がありました。
屋根付きのベンチがあるので休憩できます。ここからの見晴らしはありません。看板があるので、その右側の道から進んで行きます。
小川沿いを歩いて行く中で、小川の流れを堪能することができます。ちょっとした滝もありますね。夏場は気持ち良いと思います。
登山道から少しそれるのですが、脇道に入ったところに鉄塔を真下から覗けるスポットがありました。この日は霧がひどかったのですが、晴れた日は写真映えする眺めになりそうです。
鉄塔の下に入った時、ジョジョの、鉄塔に閉じ込められるスタンドのことを思い出しました。w
赤坂山山頂まであと0.5㎞のところの看板です。帰りはここから『大谷山へ』の方に進んで行きます。
赤坂山山頂です。って、何も見えない、、、
晴れていると360°パノラマで景色を堪能できるようです。残念、、、
赤坂山から三国山への登山道は草木が多くなっています。写真のように、すぐ手前の道は見えるのですが、ちょっと先は草木に遮られて確認しづらいので注意して進んだ方が良いです。
この日は雨が降っていたので、草木の水滴をよけるために腰をかがめることが多くて疲れました。(*´Д`)
赤坂山から三国山までの登山道では2ヶ所程迷う箇所があったので載せておきます。
一箇所目は、写真では右に道が続いているように見えるのですが、実際には左の方に進んで行きます。右に行くと、滑落したら危険な斜面があります。
※こっちも行こうと思えば行けそうな位ですが、かなり危険です。
右方向への道の方がくっきりしているんですけどね~、、
2カ所目は、まっすぐ歩いているところ、本来は左に曲がるのですが、その付近の道が落ち葉に隠れてしまっていて、左に曲がる道が分からずまっすぐ進んでしまいそうになります。(私はまっすぐ進んでしまいました、、^^;)
間違った道に行くと、登山道の雰囲気が変わるので、『あれっ?!』と思ったら必ず間違っていないか確認した方が良いですね。
私の場合は足元が柔らかくなったので、あれっ?と感じたので気づけました。
こちらは危険はなかったのですが、登山道から外れてしい遭難の危険があるので注意が必要かと思います。
三国山への看板があり、ここから0.4kmで山頂です。道が草木に覆われていて通り辛いです、、
山頂までの道に木々が激しく倒壊している箇所がありました。局所的になっていたので何かあったんですかね。
雨が降っていて、霧が濃くてちょっと恐怖を覚えました。
ようやく三国山山頂です。う~ん、、木々に囲まれていて景色ゼロ(*´Д`)
まー、霧が濃いので木々がなくても絶景は見れないんですけどね。w
三国山山頂~駐車場
三国山山頂からは来た道を引き返していくルートになります。来る時に途中にあった『大谷山へ~』の看板のところです。
天気予報だと、だんだん天気が良くなるはずなんですが、反対に雨風がどんどんと酷くなっていきますね。
寒風山までは分岐もなく、一本道なので迷うこともありません。
晴れていると尾根からの眺めも良いのだと思うのですが、この日は全く何も見えないです。
景色が見れない代わりに、違う場所が目に入ってきますね。赤坂山は局所的に木が斜めに生えているところがいくつかあるのですが、風のせいですかね?それとも地滑り?
不思議な風景なので見入ってしまいます。
寒風山到着です。景色の話はもういいですよね。
寒風山からマキノ高原を目指して下山します。マキノ高原に向かわず高島トレイルを進むことで、もう一回り長い距離を歩けるルートもあるのですが、今日は景色も堪能できないのでやめておきます。
マキノ高原までは分岐もないのでルートを間違えることもないので、そのまま進みます。
下山中、山の中腹まで来た時に今日一の景色が見れました。大分下ってきたところでようやくです。(;^ω^)
下山中もうねうねとした木や、かなり大きい倒木等がありました。倒木はちょっと圧巻です。
下山していくと朝通ったキャンプ場が見えてきました。キャンプ場が一望できますね。※写真撮り忘れてました。ショック(´;ω;`)
下山したらふもとに温泉があるので、車に戻って着替えをもってくれば気持ちよく温泉につかることができます。登山後に温泉は入れるのは幸せですね。
赤坂山は温泉入るまでが登山です。w
登ってみて
この日の天気予報は晴れだったのですが、実際には雨が降っており、さらに深い霧がかかっていました。
そのため、赤坂山からの景色や、寒風山に続く尾根からの景色が全く堪能できなかったので、赤坂山や三国山の良さを十分にお伝え出来ないのが残念です。
山自体は、アップダウンは多くなく、体力があれば十分に歩ききることが可能です。登山道自体も難しい箇所もなく、初級者から中級者の方におすすめできる山だと思います。
ただ、赤坂山から三国山の山道では、草木についた水滴を避けるために腰をかがめて歩くことが多く、足腰に負担がかかってしまいました。それにより、通常よりも疲れる登山だったかなと思います。
晴れていればもうちょっと楽に登れたかもしれませんが、、、
赤坂山、三国山に登る時の参考にしてもらえれば幸いです。
今回の登山はとても霧が濃く、また、雨も降っていて風も強かったので山頂付近は結構寒く、登山の厳しさを改めて感じました。
また、登山中に携帯の調子が悪くなってしまい、このまま遭難したら大変だな~なんて考えていました。
低山とはいえ自然の中で遊ばせてもらうには、準備は万全にしておきたいものです。
それでは登山を楽しみましょう!!
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