FIELDOORさんより、既に発売されている『パップテントT/C 320』のポリエステル版が新たに発売されました。その名も『パップテント 320』です。
パップテントとは軍人が使用するために開発された軍用テントで、余計な装飾がないシンプルなデザインが魅力のテントです。
そのシンプルさや無骨なミリタリーテイスト感で、最近ではキャンプ場でもよく見かけるくらい人気が出てきているテントですね。
FIELDOORさんの『パップテント 320』も、シンプルで無骨さを感じさせる外観が魅力のテントです。
パップテントを探している方や、FIELDOORさんが大好きな方はぜひ最後まで読んで行ってください!!
FIELDOOR パップテント 320
『パップテント 320』の320は、テントのサイズから取っているようで、そのサイズは(約)320cm×210cm×130cmとなっています。
FIELDOORさんからは、同型でTC素材のパップテントが既に発売されているのですが、今回発売されたのはポリエステル素材で、サイズはTC素材の物と変わらない大きさです。
サイズ的には他のメーカーのパップテントと比べて幅が短いのですが、その分、若干ですが奥行きが広く設定されています。そのため、フルクローズした際にも狭さを感じさせません。
このテントの特徴は、テントを支えるポールが標準で二股化されていて、本来であればポールがある部分には何もないため、有効なスペースとして使用することができるようになっています。
また、インナーテントも付属しているので冬場等はインナーテントを使用し、それ以外の季節ではインナーテントレスで使用したりと、状況によってスタイルを変えることができるテントです。
FIELDOORさん以外のメーカーのパップテントが気になる方はこちらの記事もどうぞ!!
二股ポールで居住性能が良い
前述でもお伝えしましたが、このテントの最大の特徴はなんと言っても標準で二股化されているところでしょう。
本来であれば、テントの上辺の端からポールが垂直に立てることでテントを支えるのですが、パップテント320は垂直にポールを立てるのではなく、二股に分かれてテントを支える仕組みになっています。
写真を見ると分かるかと思いますが、本来あるべき部分にポールがないため荷物室へのアクセスが非常に簡単にできるようになっています。
また、インナーテントレスで使用する場合には、コットやマットを壁側まで寄せることで荷物室を通常よりも広くすることができ、幕内のレイアウトもアレンジすることが可能です。
パップテント 320用サイドシート
パップテント320のもう一つの特徴が、オプションのサイドシートを付けることで風よけや目隠しにもなるサイドウオールを備えることが可能となっています。
サイドシートを組み付けることで多少の雨であれば吹き込む心配もなく、他のキャンパーの目が気になる場合でもプライベート空間を作り出すことができるので、存分にキャンプを楽しめますね。
サイドシートはファスナーでテントに組み付けることができ、簡単に付け外しをすることが可能です。
なお、サイドシートの上部のファスナーを外すと、サイドシートを取り外すことなく巻き上げることができ、開放的に使用することも可能です。トランスフォームが簡単にできるのでうれしい限りです。
テントのアレンジが自由自在
パップテント320にはインナーテントが標準で付属されています。冬場であれば、インナーテントをフルクローズすることで、冷気を遮断してくれる効果を大いに期待できます。
ただ、メッシュではないため、夏場に使用する場合にはフルクローズでは使用しづらいかと思います。そのため出入口を開けておきつつ、虫対策が必要になってきます。
もしくは、夏場であればインナーテントレスで使用しても良いかもしれません。インナーテントを使用しないことで風通しは非常に良いので、快適性はアップしますね。
インナーテントのサイズは(約)200cm×105cm×120cmとなっており、通常のコットであれば十分に入れることができます。高さも120cmあるので、圧迫感もありません。
出入口から奥側は斜面になっているのですが、幅が105cmあるので、垂れ下がってきたインナーテントが煩わしくなることもないでしょう。
パップテント320では、全ての幕をポールやガイロープに巻き付けることが可能になっています。
写真の例では極端ですが、例えば出入口の奥側は幕を閉じて、前側はキャノピーとすることでタープの用に使用したり、両サイドのみを閉じておくことで風通しを良くしつつ、プライベート空間を確保することができます。
サイドシートも利用することで、さらにアレンジのパターンが増えるので、天候やキャンプサイトの状況により自由自在にテントをアレンジすることができますね。
パップテント 320の特徴
テント本体と同じ素材でスカートが装備されていて、冬場には冷気を遮断してくれるので、オールシーズンで使用可能なテントとなっています。
生地には遮熱効果あるシルバーコーティング加工のポリエステル生地が使用されています。ポリエステル素材ということで、1500mmの耐水圧があり、通常の雨であれば浸水することはありません。
インナーテント内には小物入れが装備されているため、寝ている時になくすこともありません。
また、インナーテント上部にはランタンフックも備え付けてあるため、別途ランタンフックを用意しなくても大丈夫です。地味ですが、うれしいポイントですね。
収納時
収納すると(約)73cm×20cm×20cm、重さが(約)5.6kgとなります。
ポリエステル素材のテントなのですが、ポールがスチールで二股化してある分、全体的には重くなってしまっています。同サイズのポリコットんのテントと同等の重さですね。
収納サイズも少々大きめのため、小型のバイクでは積むには厳しいかもしれません。そのため、車でのキャンプにおすすめです。
スペック
カラー | ライトベージュ、ダークブラウン、カーキ |
サイズ | (約)320cm×210cm×130cm |
インナーサイズ | (約)200cm×105cm×120cm |
収納サイズ | (約)73cm×20cm×20cm |
総重量 | (約)5.6kg |
材質 | フライシート : ポリエステル インナーテント: ポリエステル グラウンド : ポリエステル ポール : スチール |
耐水圧 | 1,500mm以上 |
パップテント 320は二股化が魅力なテント
いかがだったでしょうか。
通常のパップテントだと、どうしてもテントの両サイドに設置されている、垂直に立てられたポールが気になってしまいます。
パップテント320は標準で二股化されているので、カスタマイズをすることなくテント内に有効スペースを広くとることができるようになっているので、使用用途が広がります。
また、ポリエステル素材ながら全面にスカートを装備してあり、インナーテントもクローズすることで冷気を遮断できる構造となっているのでオールシーズ使用可能なテントです。
そして、オプションでサイドシートを装備するとさらにテントのアレンジができるので、キャンプの度にいろんなレイアウトが楽しむことができ楽しめます。
パップテントを探している方はぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
それではキャンプを楽しみましょう!!
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